2024年11月例会「ミュージカル おれたちは天使じゃない」
- とき
- 2024年11月27日(水) 午後18時30分
- ところ
- レクザムホール 小ホール
- 【脚本・作詞】藤田敏雄
- 【作詞】山川啓介
- 【音楽】いずみたく
- 【美術】スズキ拓朗(CHAiroiPLIN/コンドルズ)/明羽美姫(イッツフォーリーズ)
- 【音楽監督】吉田さとる
- 【照明】中川隆一
- 【音響】返町吉保(キャンビット)
- 【衣裳】天野杏百子
- 【歌唱指導】坂口阿紀
- 【殺陣】梶武志
- 【マジック指導】たかお晃市
- 【演出助手】本藤起久子/鈴木彩子(イッツフォーリーズ)
- 【アンダースタディ】塩嶋一希
- 【舞台監督】久保年末(アートシーン)
- 【イラスト・タイトルロゴ】やなせたかし
- 【出 演】
- 横堀悦夫(青年座)
- 吉田雄(イッツフォーリーズ)
- 半澤昇(イッツフォーリーズ)
- 大川永(イッツフォーリーズ)
- 刀根友香(イッツフォーリーズ)
- 米山実(文化座)
- 金子由之(昴)
- 松田周(青年座)
- 町屋圭祐(昴)
- 荒川湧太
- 成観礼(イッツフォーリーズ)
- 杉尾優香(イッツフォーリーズ)
- 吉田美緒(イッツフォーリーズ/Wキャスト)
- 森島美玖(イッツフォーリーズ/Wキャスト)
- 宮村大輔(イッツフォーリーズ)
ある年の大晦日、雪深い山荘に三人の脱獄囚が逃げ込んで来た。
三人は「ねじ釘の哲」「泉の三太」「キャンパスの助六」と呼ばれている、人を殺した凶悪犯だった。
三人は偶然迷い込んだその山荘で、心ならずも心中しようとしていた父娘を助けてしまう。
遺書によると父親の明は、借金を苦に自分だけが死んでしまうと、遺された末娘の光子は知的障害があるため、生きていくのが困難だろうと思い悩んだ末の無理心中だった。
意識を取り戻した光子は、自分を助けてくれた脱獄囚たちを“天使”だと思いこんでしまうのだった。
買い物から帰って来た姉娘のエミは、父と妹が心中しようとしていた事を知って愕然とする。
そして、家の中には見知らぬ怪しげな男たちが三人………。そこへ父娘が自殺を図る原因となった人物である、父親の従兄弟の黒川とその息子でエミの婚約者の始や、地元の駐在が訪ねて来て………。
ミュージカル『おれたちは天使じゃない』は、1974年に初演され、圧倒的な評判を呼び、繰り返し上演されている劇団フォーリーズの財産ともいえる作品。上演回数は1500回を越えている。
原作は、アルベール・ユッソンの戯曲。ミュージカルになったのはこれが初めてで、ほとんど原作から離れて独自な魅力のある作品となっている。
いずみたくの音楽は、テーマ音楽「翼のない天使」の美しいメロディーがいつまでも心に残り、クライマックスで歌われる「今、今、今」は力強い感動的な名曲として知られている。これこそまさに“日本の創作ミュージカルの原点”と言われる作品。
ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズは、1977年に作曲家いずみたくが設立した日本のミュージカル劇団。旧劇団名は「いずみたくフォーリーズ」。六本木の小劇場「アトリエフォンテーヌ」を本拠地に活動していたが2012年に東京都台東区に移転している。
いずみたくは、永六輔と出会いミュージカル「見上げてごらん夜の星を」を1960年に創ります。以来、日本人による日本語のオリジナルミュージカルを創ることに生涯を捧げます。1992年に亡くなるまで32年間で創ったミュージカルは114本。
歌謡曲の作曲家としても著名で「見上げてごらん夜の星を」「ともだち」(坂本九)、「希望」(岸洋子)、「いいじゃないの幸せならば」(佐良直美)、「夜明けのスキャット」(由紀さおり)など数多くの名曲を残している。
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